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最近はほぼNative Instruments関連のブログです・・・

Native Instruments MASCHINE JAM 導入 ~類稀なる直感性と超速ビートメイキング

発表時点から気になっていたMASCHINE JAMを導入しました。発売直後のこの類のハードウェアを入手するのは初の試みです。

発売前から海外発信のチュートリアル動画などを総ざらいでチェックして、何となくではありますが操作概要は把握したつもりですが、実機に触れてみないと分からない「メリット」「デメリット」があるのも確かなので、そのあたりをぼちぼち確認していこうと思います。まずは恒例の開封から。

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外箱の外観は従来のMASCHINEコントローラーのそれと同じく、黒をベースにした存在感&重厚感溢れる仕様です。

本体サイズは「横幅320mm×奥行295mm×高さ30mm」。高さ以外はMASCHINE MK2と同サイズ。並べて置くとスマート且つカッコ良く収まります。ちなみに重量は2.7kgで、MASCHINE MK2(2.1kg)と比べるとやや重いですね。

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付属品もいつも通りです。USBケーブル、シリアルブックレット、ステッカー。(MASCHINE JAMはバスパワーで動作するのでACアダプタは付属しません)

今回唯一の新たな付属品がMASCHINE JAM専用「スタンド」。デスクに座って打ち込みを行う場合など、これを装着すれば本体に傾斜が付くので操作しやすくなり便利です。

開封後早速接続です。

iMacへの接続は直接USBポートへ。Maschine Studioも同様です。USBポートの空きの問題がありますが、USBハブは介さずに直接繋ぎます。

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オーディオインターフェイスは「Komplete Audio 6」を使用しており、既にMASCHINEソフトウェア側でのオーディオ出力設定は完了しています。

 

これで準備は完了!

ted-di28.hatenablog.com

初めてMASCHINEを導入する場合は、この後MASCHINE JAMの電源を入れる前に、前回記事でも触れた、MASCHINE2ソフトウェアのインストール作業が必要です。

Native  Accessだとこれだけですべての登録が出来てしまうのでとても楽で便利。インストール時間は多少長くなるかもしれませんが。

 

では、2.5へバージョンアップしたMASCHINE2ソフトウェアを起動し、MASCHINE JAMの電源を投入します。

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常に意欲をかき立ててくれるLEDのイルミネーションパフォーマンス。分かってはいるものの感動です・・・^0^/

64個のクリックパッドはステップシーケンサーとして使えるほか、従来機MASCHINE同様、右下4×4部分でのリアルタイムレコーディングも可能です。ただMASCHINE JAMのパッドはサイズが小さく、ベロシティを感知しないので、叩いてレコーディングするのであればやはり従来機の方が勝ると言えます。Accent機能で強弱入力は出来ますが。

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点灯したMASCHINE JAMを生で見ると、やはりAbleton PushやAPC40(MK2)に似た印象を受けます。但しMASCHINE JAMがそれらと決定的に違う部分がツマミの数。PUSHもAPC40も多くのツマミを搭載していますが、MASCHINE JAMは右中央部の1個だけ。これだけで何がコントロール出来るんだと思いきや、超弩級とも言うべき新機能「Smart Strip」がMASCHINE JAMにはあるのです。8トラックに対応した8本のタッチストリップ。これをなぞることで様々なマクロ、エフェクトコントロールが可能なので、同時に最大2個までしか操作できないツマミと、左右4本ずつ計8本の指で操作出来るMASCHINE JAMとの違い。この秘めたる可能性と強みは明白です。

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まずは「慣れ」からということで、MASCHINE2のデモプロジェクトをロードし、ざっと触ってみましたが、各トラックにバラバラのPerform FX設定を行い、一斉に8本を上下させてみる・・・この音色変化は凄まじく、同時に圧倒的な自由度!まさしく直感的なコントロールと呼べるに相応しい斬新な感覚、これは凄いです。誰でも簡単に操作できるこのSmart Stripは正直「革命」じゃないですか?

制作にも使えますが、強みはやっぱりパフォーマンス。パッドを用いたビートの打ち込みやウワモノのレコーディング、或いはエディット、ミキシングは従来機MASCHINEで行い、オートメーションやパフォーマンスはMASCHINE JAMに任せるといった使い方になるのではないでしょうか。

いずれにしても壮絶な「マシン」が出てきたのは事実ですね。MASCHINE2ソフトウェアとKomplete11 Selectまで付属して¥49,800(2016/9/30現在:市場価格)とは恐れ入ります・・・。PUSHの難解な部分から解放されたような分かりやすさも大きな魅力。PUSH2で完全に心を折られた身として推奨出来ます。

今回は以上ということで。