ted's flava of sounds

気になるDTM機材、iOS関連の最新動向を独自の偏った目線でいたってシンプルにレビュー!気まぐれで・・・

Logic Pro X 【Alchemy】とか【EXS24】とか・・・これに【Logic Remote】があれば十分遊べる!

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ドラムの打ち込みやメロディのフレーズ構築段階で行き詰まり、思ったように楽曲制作が出来なくてストレスを感じてしまう・・・そんな状況を打破してくれるのが前回記事でも触れたApple LoopsのようなMIDI&オーディオ音源(素材)。Apple Loopsだけじゃなく、市販のMIDIコントローラーやMIDIキーボード購入時に付属してくるLoop集やフリー素材のダウンロードサイト(個人的に良く使うのは「Music(Sample)Raider」や「Looperman」など)でも膨大な量の音素材が存在し簡単に拾えます。

 

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 これらを使っているともはや完全自力での制作が面倒に感じるほど、それはそれは楽なわけで、おまけにフレーズが抜群にカッコ良く、音も良し!と来るもんだから防衛のしようがないわけです・・・。でも使えるもんは使ってしまえ。

ということで、Logicの場合、上記のApple Loopsにほぼすべてのカテゴリー(楽器)サウンドが網羅されているので、単純にこれらの中から好きなフレーズを切り貼り・・・で出来ちゃう、っていうのが前回の話でした。

但し、Logicにはまだまだあるんですね。

 

①ドラムトラックには「Drummer」機能!

この「Drummer」もピアノロールでちまちまMIDIノートを打ち込んでいく作業は不要。Drummerトラックを作って、お気に入りのプレイヤーを選びビートのパターンやアレンジに「ほんの少し」手を加えるだけで超絶グルーブが完成。物足りない時はキック、スネア、ハット等の音色をレイヤーで重ねるか、Apple Loopsからパーカッションループなんかを引っ張ってきたりとかで、音の太さや質感、派手さをいかようにも調整することが可能です。さらにさらにプラグインの「Drum Machine Designer」と合わせれば音色の細かい部分までアレンジ出来るという至れり尽くせりな内容。これはすごすぎ。しかも分かりやすくて簡単、楽。

おそらくドラムパートに限って言えばLogicが他のどのDAWよりも一番分かりやすく、機能も斬新で豊富だと思います。しかもこれらはすべて標準付属です。コストも全く気にせずに済みます。

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 そして・・・

②他社製プラグイン不要の「Alchemy」!

シンセに関する「鬼畜」な奥深さは到底理解不能ですが、このAlchemyは他と比べてまたまた分かりやすい。3,000相当にも及ぶらしい膨大なプリセットを搭載していて、「ブラウズ」「パフォーム」「アルペジエーター」「エフェクト」のそれぞれのモードから音色、パターンコントロールを可能にしています。

EDMやトランス、ハウスの即戦力として使える音が満載なのと、「パフォーム」モードでの「Tranceform Pad」や「X/Y Pad」を用いたフレキシブルな音色コントロールがまさに直感的で楽しい。

そして更にこれもかなり使える「アルペジエーター」。LogicにはMIDI FX機能が搭載されていてこの中にアルペジエーターが存在します。プラグインの1種です。当然ですが受信するMIDI信号(ノート)に基づき多様なフレーズを自動生成してくれるため、特に攻撃的なシンセフレーズで使用するとEDM制作では強力なツールになること必至です。

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③Logic標準搭載の強力サンプラーEXS24」!

 上記①で触れた「Drum Kit Designer」では何となく満足できない場合、それに置き換わるツールはこの「EXS24」以外にないでしょう。あらゆる音源を取り込むことが可能で、例えば先のApple Loopsのフレーズを取り込めばまた新たな創造性が広がるわけです。基本的なCutOffやResonance等のパラメータやLFO、ADSRのエンベロープコントロールも柔軟に行えるので面白いことが出来そうです。

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で、これらの機能にトドメを刺すのがiOSデバイスを用いた遠隔コントロールシステム「Logic Remote」。アプリをインストールして、logic Pro Xを起動すれば細かい設定なしですぐに使えるところが秀逸。(同一のWiFi環境下にあることが最低条件ですが)プロジェクトの再生、パッチとプラグインの選択、録音、ミックス、オートメーションなどをリモートコントロール。またSmart Control&Touch Instruments を使えば、Logic Pro Xのソフトウェア音源を演奏しながらサウンドをいかようにも制御可能!フィジカルコントローラーとして全く隙のない完成度を誇っているので市販の高価なハードウェアコントローラーを買う必要もありませんね。

WiFi接続が頻繁に切れる不具合がある(あった?)ようですが自分は正常に問題なく動作しているので快適です。

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本稿のお題の通り、Logic Pro XとLogic Remoteを合わせて使用すれば、まぁ一通りのトラック制作は十分可能で事足りるという結論・・・。低価格且つ明快で分かりやすく強力なシンセを多く内包しているという点がLogic Pro X最大の強みですね。細かい部分(編集、ミキシング)などはAbleton LiveCubaseの方が利便性が高いんでしょうけど、今回挙げた3つの機能があればLogic Pro Xの面白さは十分に味わえると思います。