ted's flava of sounds

最近はほぼNative Instruments関連のブログです・・・

NI Komplete 【DrumLab】レビュー ~コントローラー不要の超巨大・ドラムサウンド実験室!

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NI Drum Labは、Massiveに次いで「Komplete Select」の偉大なる恩恵だと思っていて、特にドラムパターンの制作に行き詰まった時はインスピレーションを求めにこのソフトを立ち上げる機会も多い最近。操作の特性上、Maschine Mikro MK2はほぼ放置状態となり、PC画面との対峙です。

含まれているサウンドそのものは特に大きなクセもなくシンプルなものが多いのですが、このDrum Labの凄い所はその膨大な「パターン」の数。ほぼクリック一つで様々なパターンが作成出来てしまう訳で、気付けば数時間が経過していた、なんてことはザラです。そんな「暇潰し」にも最適なDrum Labを今更ながらレビューしてみます。

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Drum Labは生ドラムとデジタルドラムを融合させたドラムサウンド&パターンの作成ツール。38種類のアコースティックドラムのサンプルセットと、80種類のエレクトロニックレイヤーを融合させてドラムサウンドが作れます。起動には Kontakt 5、又は無償のKontakt 5 Playerが必要です。

サンプル総数は何と26,500にも及び、当然ながら容量も2.5GB超と超巨大です。

 

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Maschineソフトウェアのスタンドアロン使用の場合は勿論「ブラウザ」から起動出来、他のDAWソフトウェアにおいてはプラグインとして立ち上げます。

キット或いは音色を読み込み、上図の赤枠部分をクリックするとインターフェイスが起動、表示されます。

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これです。起動直後は「Kit Page」が表示されていて、ドラムキットの内容が一目瞭然です。

上部の「Groove」横の三角マークをクリックするとプリセットパターンが演奏されます。音色・パターンをインスト個別にエディットする場合はまずそれを指定しておきます。今回の場合は「Kick」を選択しています。(赤枠)

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左上部でパターンの大枠を選択可能。再生しながら切り替えていくと実に様々なパターンが飛び出します。

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パターンの大枠を指定し、その下のプルダウンメニューを開くと、今度は大まかな「ジャンル」を選択出来ます。パターンが劇的に変化します。

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気に入ったパターンが決まったら、「Kick」の音色エディットに入ります。

Drum Labのサウンドは生のアコースティックドラムとエレクトロドラムの融合が図られており、下部の「Source」を選択し、左側の「Mix」部分でその比率を設定します。

フェーダーを上に振ればより「生」に近い音、下に振れば「電子」系が強まります。

このMixに関しては更に細かい選択も可能であり、それぞれのプルダウンメニューから、レイヤーの種類も設定出来るという超親切設計。

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一般的なエフェクト調整も可能なため、とにかく音作りに関しては膨大な可能性を秘めています。真剣に向き合ったらそりゃ時間経つの忘れるわけです。

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しかししかし・・・それだけでは終わらないのがこのDrum Lab。

インターフェイス下部に見えにくくも表示されている「Grooves」に「Groove Browser」なるものが搭載されていて、ここでまたしても複雑なパターン作成地獄に追いやられます。

ここまで弄ってると正直どこかで妥協してしまいたくなるのですが、その妥協を許さない、「作り込み」の面白さがこのDrum Labの肝のような気がします。特にGrid、Swingの調整で独特のノリが生み出される瞬間は特に面白いと感じます。

MaschineやKomplete Kontrol内での使用価値が低いと目されがちですが、特にRock、Pops系のドラム作りに関して言えば「強力」と言っても良いのではないでしょうか?

単発の音だったら、Maschine LibraryやKompleteのプリセット音源には敵わないでしょうが、「パターン」の作成と言う分野なら重宝すること間違いなし。Drum Labで作ったパターンはそのままシーケンサーにドラッグ&ドロップしてやればOKなので簡単です。

Drun Labを敬遠していた方も是非試してみて下さい。


NI Drum Lab レッスン① プリセットパターンを使用する _ Tutorial/使い方(Sleepfreaks DTMスクール)


Native Instruments Drum Lab Review