ted's flava of sounds

最近はほぼNative Instruments関連のブログです・・・

Ableton Push 2 レビュー【第2回】その前に・・・本格的なLiveコントローラーを目の前にしての所感など

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元日夜に導入したAbleton Push 2。なかなか集中して使用できる時間が少なく、本格稼働に至っている訳ではないのですが、初触りで得た印象の追記と真っ先にレポートしたい項目を今後いくつか紹介していく予定です。

その前に、以前から感じてることをあえて書いておくことにします。

 

初めての機材を導入する際にいつも感じる事。

 

本機に限らず様々なハードウェアを初めて使う際にどうしても見ておかなくてはならないのが「取扱説明書(マニュアル)」。昨今はメーカーHPの中でPDFファイルとして扱われていることが多いのですが、これらのマニュアル、分かりやすいものとそうでないものがあり、大抵は後者の場合が多いようです。ある程度の専門知識を持ったクリエイターやプレイヤーの方であればサクサク読み進められるものなんでしょうが、初級~中級者レベルではそう簡単にはいかないわけです。

Ableton Push 2を例に取った場合、Ableton公式ページでマニュアルを見る事が可能ですが、Pushに限らずLive全般の操作解説やデバイス解説において、言い(書き)回しが複雑というか、表現が回りくどいというか、理屈が掴めそうでも読む気を削がれてしまう…そんな感じ。もっと単純で分かりやすく言ってくれ、と。Native Instruments Maschineのマニュアルもそうでしたね・・・。

俄か初心者がこういう本格的な機材に容易に手を出すべきではない理由の一つはここにあります。今の時勢ならば、KORGiOS音楽制作アプリなんかを弄ってる方が分かりやすいし、しかもアプリ内蔵のマニュアルは非常に見やすく読破可能なものが多いわけで。

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 Korg Gadget for iPadの操作ガイド。そして、

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UVI BeatHawkの操作ガイド。BeatHawkのマニュアルの分かりやすさはすごい。

 

マニュアルの「壁」の問題であって、その辺はYoutubeチュートリアル動画へ逸れていく選択肢もあるので多くのユーザーはそれらを参考にしていると思われます。動画の方が例え英語であっても頭にすんなり入ってくるってのは不思議なもんで、要は字面ではなく、機材そのものの挙動が把握出来れば良い訳で、言い方を変えれば何も見ずにまずは自分自身で弄ってみることが大事なのでしょう。マニュアルを完璧に理解しようとする姿勢は良いのですが、心を折られることは必至です。

どうでもいいような前置きになりましたが、今回のPush 2はDAW(Live)コントロールハードウェアとしては非常に分かりやすいものであるため、ほんの僅かな参考知識を持って、あとはひたすら弄ってみる…これに尽きます。

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 ちなみにチュートリアル動画のほとんどはLive9.5とPush 2の併用で注目される機能「Simpler」のオーディオ波形編集とDrum Rackの関連性や、ステップシーケンサーを使ったビート&メロディの打ち込み方、これらに特化して終わるものが多数です。残念ながら日本語の動画で有用なものは現段階では少ないようです。Live自体の解説なら、ご存知Sleep Freaksが公開しているような素晴らしい動画シリーズがあるのですが。


Ableton Live 9.5 新機能①「Simpler」Classic Modeについて _ Tutorial/使い方(Sleepfreaks DTMスクール)

 そういうわけで、述べたような壁とか障害とかを乗り越えながらボチボチとPush 2を理解していこうかな、と。慣れるまでが大変、でも使いこなせるようになれば更に劇的な制作環境の変化が期待出来るコントローラーPush 2。

ここ数日アウトレットで安くなっているショップも見かけたりなど、価格面で更にリーズナブルになると更に普及し様々なレビュー情報等も増えてくると思いますが、今の時点では分からない事は最終的にはマニュアルを読み解き、自力で解決しなければならないようです。その過程がまた魅力でもあるし、そこに活力を抱き、試行錯誤しながら打開していく気力を持てない人にはこのテのハードウェアは不向きだと思います。

やはりAbleton Liveユーザーとしてはこれ以上のコントローラーはないわけですから、何とかモノにしたいわけです。

導入後、Push 2の真の魅力にはまだほんの一部しか触れていませんが、今後気付いた点などを随時レビューしていきたいと思います。